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WordPressのおすすめプラグイン12選!インストールの手順や注意点も紹介

WordPressのおすすめプラグイン12選! インストールの手順や注意点も紹介

効率よくサイト運営するためには欠かせないWordPressのプラグイン。

そこで、この記事を読んでいる人は、
「WordPressのプラグインのメリットは?」
「WordPressのおすすめのプラグインは何?」
「プラグインをインストールする方法を知りたい」
と考えている方が多いでしょう。

今回は、WordPressのプラグインの特徴やメリット、おすすめのプラグイン、インストール時の注意点と実際の手順を紹介します。

細かくポイントを書いているため、プラグイン選びの際に参考にしてみてください。

WordPressのプラグインとは

WordPressのプラグインとは、WordPressの機能を拡張するツールで、設定したテーマなどだけでは補えない便利な機能を追加できます。

WordPressは、利用者が自由に使えるようにシンプルな機能が多く、既存の機能や設定したテーマだけでは物足りないケースが多いです。そのため、プラグインを追加することで、自分のニーズにあったサイトを制作できるようになります。

具体的には、お店のホームページを作りたい場合には、予約機能や料金作成表、お問い合わせフォームが必要になりますが、これらはデフォルトでは機能としては備わっていません。そこで、プラグインを使うことで、予約機能など用途にあった機能をサイトに追加できます。

このように、自分の好きなようにサイトを仕上げるのに必要なのがWordPressのプラグインです。

プラグインをインストールするメリット

ここでは、プラグインをインストールするメリットを紹介します。

プラグインをインストールするメリットは、

  1. 簡単に欲しい機能を導入できる
  2. プログラミングの知識が要らない
  3. アップデートにも対応してもらえる

になります。

Webサイトを制作する際に、SEO対策やお問い合わせフォームの作成などは不可欠なオプションです。しかし、これらを実装するためには、プログラミング知識などを自身で学び、設定しなければいけません。

ですが、プラグインでは、Webサイトに欠かせない機能をプログラミングなどの知識なしで簡単に追加できるのがメリットです。また、プラグインはアップデートされることもありますが、アップロードも手動ではなく、「更新」ボタンを押すだけで簡単にできます。

おすすめのプラグイン12選

Webサイト制作や運営に欠かすことのできないWordPressのプラグイン。

そこで、この記事を読んでいる人は、「おすすめのプラグインを知りたい」と思っている人も多いはずです。実際、WordPressのプラグインは多くの種類があり、中にはおすすめできないプラグインもあります。

そのため、ここでは、Webサイトの制作・運営で必ず必要となるおすすめなプラグインを12個紹介します。

細かく特徴を書いているので、プラグイン選びの際に参考にしてみてください。

BackWPup

BackWPup

最初に紹介するのは、「BackWPup」です。

「BackWPup」は、ブログのバックアップを取るためのプラグインになります。サイト運営をしている中で、ウイルスへの感染やテーマ、プラグインのエラーによってブログの全データが消えてしまうことがあります。

この万が一のデータ消失に備えられるのがこのプラグインで、BackWPupを導入すると、自動でブログのバックアップが取れ、安心したサイト運営が可能です。また、操作性も簡単なので、WordPressにあまり慣れてない人でもおすすめになります。

ただ、最近では、サーバー側でもバックアップ機能があるので、必須なプラグインではありません。したがって、データ消失が特に心配な方におすすめです。

Google XML Sitemaps

Google XML Sitemaps

次に紹介するのは、「Google XML Sitemaps」です。

XMLサイトマップとは、Webサイトのページ構成を記述したファイルを指します。

XMLサイトマップは、手動でも作成できますが、多くの時間が必要です。Google XML Sitemapsを導入すると、新しいページを作成・更新するたびにXMLサイトマップを更新して検索エンジンに通知してくれます。

そのため、最新ページ情報が早く検索エンジンに認識され、効率良く上位表示を目指せるでしょう。

Contact Form 7

Contact Form 7

次に紹介するのは、「Contact Form 7」です。

「Contact Form 7」は、WordPressでお問い合わせフォームを作成できるプラグインで、Webサイト運営には欠かせないオプションのひとつです。

お問い合わせフォームを設置することで、企業からの仕事依頼など第三者と繋げる窓口になります。また、Googleアドセンスを含めた広告サービスの審査にも通りやすくなるのでおすすめです。

このように、仕事の案件獲得だけでなく、サイトの信頼性にも重要なのがプラグイン「Contact Form 7」です。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Plugin

次に紹介するのは、「SiteGuard WP Plugin」です。

「SiteGuard WP Plugin」は、WordPressのセキュリティを強化するプラグインで、不正ログインを防止するなど多くの機能があります。

具体的には、ログインURLの変更やログイン時の画像認証、指定回数ログインに失敗したら接続元をロックするログイン機能、ログインされるたびに通知が来るログインアラートです。

このように、プラグイン「SiteGuard WP Plugin」は、不正ログインなどサイトのセキュリティを強化するために必須のプラグインと言えるでしょう。

Broken Link Checker

Broken Link Checker

次に紹介するのは、「Broken Link Checker」です。

「Broken Link Checker」は、運営しているサイト内にある記事のURLがリンク切れしていないか自動でチェックしてくれるプラグインになります。

リンク切れとは、URLをクリックしてリンク先へ飛んだ際に、ページが表示されない状態を指します。

リンク切れは、広告から発生する収益が得られなくなる原因となったり、SEOにも影響し、ブログへのアクセス数が減少することにもつながるため、注意が必要です。

しかし、プラグイン「Broken Link Checker」を導入することで、リンクエラーが起きている記事を自動でリスト化してくれるので、すぐにエラー修正できます。また、リンクの修正もプラグイン内でできるため、WordPressに慣れていない人にもおすすめです。

Table of Contents Plus

Table of Contents Plus

おすすめのプラグイン6つ目は、「Table of Contents Plus」です。

「Table of Contents Plus」は、目次を自動的に生成してくれるプラグインで、ユーザーの利便性を上げるためには不可欠なツールになります。

ただ、テーマによっては、自動で生成される場合があるため、自動生成されないテーマを使っている方にはこのプラグインがおすすめです。

Classic Editor

Classic Editor

次に紹介するのは、「Classic Editor」です。

WordPressは、2018年以降にGutenberg(グーテンベルグ)というブロックエディタメインに投稿編集画面を変更しました。そのため、WordPressを使う人の中には、2018年以前の旧エディタの方が使い勝手が良いという人も多いでしょう。

ですが、新エディタであるグーテンベルクも操作性が良くなっており、見出し作成や画像挿入も直感的に行えるようになっています。

今後もグーテンベルグメインで機能開発が進むことを考えると、グーテンベルグエディタに慣れるのが良いでしょう。

それでも、旧エディタを使いたい方はこのプラグインを追加するのがおすすめです。

TinyMCE Advanced

TinyMCE Advanced

次に紹介するのは、「TinyMCE Advanced」(現在は「Advanced Editor Tools」という名前)です。

「TinyMCE Advanced」は、投稿編集画面のカスタマイズを行うプラグインになります。

WordPressをインストール直後は、投稿画面内には最低限のメニューがあるだけですが、このプラグインを使うことで、よく使う項目を編集画面に追加できます。もちろん、HTMLなどの専門知識は不要です。

TinyMCE Advancedを導入すれば、記事を作成する上で工数削減につながるため、導入が必須なプラグインと言えます。

EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizer

次に紹介するのは、「EWWW Image Optimizer」です。

「EWWW Image Optimizer」は、WordPressにアップロードする画像を自動で圧縮してくれるプラグインになります。

サイト表示速度が遅い原因の一つが画像の容量で、表示速度が遅いと読者にストレスを与えてしまい、サイトの直帰率が上がってしまいます。

しかし、「EWWW Image Optimizer」を導入することで、画質を変えずに軽量化でき、サイトの表示速度が速くなります。

したがって、プラグイン「EWWW Image Optimizer」は、画像を多く使用するブログ運営には必須のプラグインです。

All in one SEO

All in one SEO

次に紹介するのは、「All in one SEO」です。

「All in one SEO」は、さまざまなSEO対策を効率的にできるプラグインで、サイトを上位表示するためには欠かせないツールになります。

  • 「All in one SEO」の主な機能は、以下の通りです。
  • SEO解析とスコア表示
  • 検索結果の表示スタイル設定
  • メタタグの設定
  • XMLサイトマップの自動生成
  • Google analytics、Googleサーチコンソールとの連携
  • SNS連携

このように、ほとんどのSEO対策がこの1つのプラグインでできます。また、プラグイン「All in one SEO」には、有料版もありますが、無料版でも十分にSEO対策を行えるでしょう。

Akismet

Akismet次に紹介するのは、「Akismet」です。

「Akismet」は、迷惑コメントのスパムを自動で判定し、隔離するプラグインになります。お問い合わせフォーム(Jetpack、Contactform7)からの迷惑メールにも対応しているツールです。

Webサイト運営をしていると、特に海外からのスパムコメントが多く来ますが、そのままにしていると、ユーザーからの大切なコメントが埋もれ返信に時間がかかってしまいます。これは、ユーザーのサイトへの信頼性に関係してきます。

「Akismet」を導入すると、スパムを自動で判定し隔離してくれるので、スパムの確認や削除作業の手間を省け、コンテンツ作成などに集中することができます。サイト運営で少しでも手間を省きたい方にはおすすめです。

ですが、企業サイトはもちろん、個人ブログでも広告掲載やアフィリエイトをしている場合は、商用利用になるので、商用利用が目的であれば、有料版へのアップグレードが必要になります。

Yoast Duplicate Post

Yoast Duplicate Post

最後に紹介するのが、「Yoast Duplicate Post」です。

「Yoast Duplicate Post」は、記事を簡単に複製できるプラグインになります。

サイト運営をしていると、以前に執筆した記事と同じ構成で記事を書きたいということがありますが、このプラグインを追加し、「複製」ボタンを押すだけで簡単にコピーが可能です。

このように、構成の使い回しが多い場合に執筆の時短につながるのがこのプラグインになります。

インストール時の注意点

これまで、サイト運営に必須なWordPressのプラグインを紹介してきましたが、インストール時には注意するべきことが多くあります。

そのため、プラグインをインストールする時の注意点を4つ紹介します。

  1. 更新日
  2. インストール数
  3. 干渉するプラグイン
  4. 利用するテーマとの相性

上記4つに絞りそれぞれ解説します。細かくポイントを書いているため、プラグイン導入の際に参考にしてみてください。

更新日

注意点の1つ目は、「更新日」です。

プラグインをインストールする際には、最終更新日を画面上で確認することができますが、インストールをする際には、必ずこの最終更新日を確認しましょう。

最終更新日が数か月前であれば問題ありませんが、3年前や4年前だとプラグインの安全性に不安があります。また、システム上のバグやセキュリティ対策が十分に行われていないケースが多いので、長期間更新されてないプラグインの使用はおすすめできません。

インストール数

注意点の2つ目は、「インストール数」です。

プラグインを追加する際には、更新日だけでなく、インストール数も確認しましょう。

インストール数が少ないプラグインは機能が不十分なケースが多いです。そのため、インストール数が多いプラグインを選ぶ方が安心できます。

ですが、一概にインストール数で評価はできないので、ネットで口コミなどを確認するのが良いでしょう。

干渉するプラグイン

注意点3つ目は、「干渉するプラグインを確認する」ことです。

WordPressを導入し、サイト運営をする中で、さまざまなプラグインを追加しますが、プラグイン同士には相性があり、新たに追加するプラグインとすでに導入してあるプラグインとの相性が悪いと、表示や機能などの不具合に繋がります。

プラグインをインストールする場合は、似た機能のプラグインを複数使用していないか確認してからインストールしましょう。新しくプラグインを入れた直後に、サイトの表示などでおかしいところがないかをチェックすることが大事です。

また、プラグイン同士だけでなく、WordPressサーバーとの相性にも注意が必要です。例えば、キャッシュ機能を持ったサーバーに、似たようなキャッシュ削除のあるプラグインを導入するとサイトに不具合が起きることがあります。

そのため、ネットでサーバーとプラグインの相性を確認していくこともポイントです。

利用するテーマとの相性

注意点の4つ目は、「利用するテーマとの相性」です。

プラグイン同士の相性やサーバーとの相性以外にも、設定したテーマとプラグインとの相性も確認するのが大切になってきます。

利用したいプラグインの機能が、使用しているテーマに最初からあることも多いです。そのため、サイトの不具合を防止するためにも、テーマを設定する前にチェックしましょう。

インストールの方法・手順

WordPressのプラグインはサイト運営していく中で、必須であると言えます。

実際にプラグインをインストールする方法を2つのパターンに分けて紹介します。

  1. プラグインを検索してインストールする場合
  2. 外部からダウンロードしてインストールする場合

上記2つのパターンに絞りそれぞれ解説します。この記事を見ながら、プラグインをダウンロードしてみてください。

プラグインを検索してインストールする場合
ここでは、プラグインを検索してインストールする手順を紹介します。

その手順は以下の通りです。

STEP1  管理画面から「新規追加」を押す

新規追加

まず、WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

STEP2 プラグイン名を検索し、「インストール」をクリック

インストール

次は、検索欄に自分の追加したいプラグインのキーワードを検索します。そうすると、自動的に検索したキーワードに合うプラグインが複数個表示されます。

その中から、自分の目的にあったプラグインを探して「インストール」ボタンをクリックしましょう。

STEP3「有効化」をクリックして完了

有効化

プラグインのインストールが完了すると、「有効化」ボタンが表示されるので、忘れずにクリックしましょう。
「有効化」を押さないとプラグインの導入はできませんので、注意が必要です。

外部からダウンロードしてインストールする場合

ここでは、外部からダウンロードしてインストールする手順を紹介します。

その手順は以下の通りです。

プラグインをネットで検索する

pochipp

まずは、ダウンロードしたいプラグインをネットで検索します。
プラグインによって違いますが、「ダウンロード」という画面が出るので、ダウンロードを開始してください。

管理画面から「プラグイン追加」→「新規追加」を押す

新規追加

次は、WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

「プラグインのアップロード」をクリックしてインストールする

プラグインのアップロード

画面上にある「プラグインをアップロード」をクリックしましょう。

「有効化」を押して、ダウンロード完了

プラグインをアップロード

クリックしたら、「ファイルを選択」を押し、該当ファイルを選択します。その後、「今すぐダウンロード」をクリックすれば、プラグインのダウンロードは完了です。

まとめ

今回は、WordPressのプラグインの特徴やメリット、おすすめのプラグイン、インストール時の注意点と実際の手順を紹介しました。

WordPressのプラグインは、WordPressの機能を拡張するツールで、設定したテーマなどだけでは補えない便利な機能を追加でき、サイト運営には欠かせません。
具体的には、Webサイトに必要なお問い合わせフォームなどをプログラミングなどの知識がなくても簡単に追加できるのがプラグインです。

是非、今回紹介したプラグインを使って効率よくサイト運営してみてください。